「インキ壺 編」

ラベルびと

2012年08月15日 01:25

… 夏季休暇中にやって参りました(^_^;)

「虎の巻」です♪

今回は第3回になる訳ですが… 
”インキ壺”に焦点をあててみたいと思います。

メーカー毎に少しづつ変わった形があると思います。
私も数種類の形を使い、経験した訳ですが…
中には使いにくい物もありますね~ 汗w

それぞれ考えがあって創っていると思いますけど…(^_^;)

ソレにしても… 使い方はほぼ同じ♪
後は”使う側の工夫次第”と言いますか!?w

まぁ… ボヤキはこれくらいにして。。。
(先程… ”JACKハイボール”を飲んで… (^_^;) 気分良いです♪)

まず、基本としてドクターの先は絶対に傷をつけないようにします!
それには普段からの清掃が大事ですね。
壺の調整ネジもドクターの裏側も半年に一度くらい!?は全部外して
グリスアップしてあげた方が良いですよ!
細かい話ですが… ココで差が出ると思います。

そして、たまに耳にするドクターの研磨ですが…
少々の筋が入るくらいならしない方がいいです。
自然に慣れて(治って)くる事もありますから。。。
下手にヤルと悪くなる確率の方が高いと思います。
(メーカーの方でも全員がプロフェッショナルに!?
出来るとは限らないと… 個人的に思ってます 汗;; スミマセン)

何だろう!? 感覚の問題なんですけどね…
少なくとも包丁を研いだことが無い方はしない方が良いかも!?ですwww
またまた偏見でスミマセンです! m(_ _)m

それくらい大切に扱った方が良いという事ですw

とにかく清掃ですね~ 印刷に影響しやすい部分ですから。

綺麗に清掃した後は、鉄同士ですから…
しっかりグリスアップしましょう♪

とは言ってもやり過ぎは禁物! 
調整ネジはもちろん!インキスチールロールと擦れ合う部分は必ず!!

このグリスアップは後々出てきますが
”インキ”&”ゴミ”に関連してきますから
テキトーにやらない方が良いと思っていますよ。

ひょっとしたら!? 結構”キモ!”かも… 違うか!?ww

私はネジに関しては一般のグリスを使っていますが
壺サイドの”擦れ合う部分”に関しては”一味違う!”モノを…

簡単に言えば”シリコングリス”ですけど… 
常に回転していて、他の成分(インキ)も交じってくるところなので
耐熱&耐水そして安定する物を使いように心がけています。
よかったら後日”資材関連”カテゴリーでアップしますので!そちらで!

この部分だけは壺を清掃する度にふき取りますから
同僚でも気にしないと分からないでしょうね~ 確実にww

あとは調整のやり方…
所謂”シーソー”みたいなもんですw
左を絞れば右が多く出る! 右ではその逆!
両端を絞れば真ん中が多く出る! 真ん中を絞ればその逆!みたいな。。。

要するに、板(ドクター)を押したり引いたりするだけ!なので…

平圧などの場合は壺が横に並んでいますから
一つのドクター間だけでなく…
左右の壺にも同じように影響しますね。 ややこしいw

その他には… 秘技「壺割」…こんな名称で良いかな?w
そんな技を兼ね備えている職人さんもいらっしゃいます♪

あまり詳しくないですが…
部分的に板を突っ張ったり、PET(タック紙)等をドクター先端に挟んで
強制的にインキの流れを止めるんです!
印刷(デザイン)によってはインキの量を
極端(ネジでは調整し辛い狭い範囲)にした方が良い場合がありますから…
そんな場合に使う”職人技”です(^^♪

なんで「あまり詳しくないですが…」って言うのかって!?

ん・・・・・・・ やんないモン(爆) ^_^;

必要に迫られたら多分すると思いますけど…   しますwww

そんな感じでインキ壺だけでも色々と工夫出来るんですね~
まだまだ他にもあると思いますが… この辺でw

次回はこの流れでインキに焦点をあててみたいと思います!
どうなるか分かりませんが… 結構ヤバいと思いますよ 汗;;

時間がある時にでもゆる~くアップしまーす(^.^)

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