「排紙部 編」

ラベルびと

2012年08月06日 00:35

さて、今回は2回目となりますが…
前回の「給紙部 編」のフォローをしながら
排紙部の設定について書いていきたいと思います。

前回から抜粋…

まず!出来るだけ原紙をセンター位置へセットする事!
機械にスケールが付いている物もあるかと思うんですが…
「出来れば信用出来ないんで… 自分で測って下さい」
(メーカーさんが信用出来ないのではなくて
ズレたり消えたりしてる事が多いので 汗w)

自分で紙が?mmの時は?mmに合わせてなど
表を作って貼ってみたり、工夫をしてみる事です。
(ついでに給紙側&排紙側も出来ればなお良し!です。
給&排がある程度設定出来れば蛇行ロスも控えることが出来ますからね。。。)

とありましたが…
平圧機の場合は排紙側のみサーボモーター(送りドラム)があり
間欠機の場合は給紙&排紙共にサーボモーター(送りドラム)があるはずです。

そこでこの排紙部でキモになるのが!?

「押えコロ」だと考えています。

まず、仕事(作業)を行う上で
平圧&間欠共に紙のラインを綺麗に出してやる事を優先します。
どうやるかと言えば…
排紙側の送りドラム(下部)の押えコロは両方共に原紙のセンターを押えること。
この設定で前通し(ヤレになる部分)を行えば…
原紙のコンディションに左右されずにラインを出せるはずです。
(蛇行の原因が少なくなるはずです)

その後…
平圧であれば、紙ガイドを付けて(下部&上部の)コロを
外側(紙の両端)に移動させます。
どちらかに蛇行するのであれば”押え位置”や”強弱”を設定します。
ガイドは”なるべく”移動させないこと!!
(原紙の水分保有量などが関係しますが、頑張って!)

間欠機であれば…
例)紙幅が90mmの場合、両端から30mmの位置に押えコロを設定します。
紙幅に対して均等に押える訳です。
私の場合は給紙(下部&上部)&排紙(下部&上部)共に
上記のような設定にします。
間欠機の場合は”様子を見て”ガイドを留めます。
(押えコロをそれから動かすことは滅多にありません)

この場合「送りドラムの形状が原紙に写る!」という事を聞いた事があります。
私の経験上… ”押えコロが強すぎる”のでは!?と考えています。
”適正を知る”以外… 方法はありません。。。

「そのような例で、クレームになった事は一度もありません」

「コロにインキの一部が移って汚れる!」など出てくるでしょうけど…
インキ量の適正を知る事が先決です。

「送りドラムの形状が原紙に写る!」ことを嫌って
送りコロを原紙の両端に動かし、糊を巻き込みながら印刷するのはどうでしょうか?
フローテープ(糊が付かないテープ)などを使って作業するのも…
如何なものか!?と思ってしまいます。。。
原紙の水分保有量もココに来てわざわざ影響したりして。。。
(大抵… 蛇行や印刷ピッチで頭を悩ませているのではないでしょうか…)

それにしても出来ない!事は無いと思いますが…
私は上記の設定で印刷していますよ(^_^;)
最近のメーカーは形状が写らないような送りドラムを作っているぐらいですから…
その理由は!?って感じです。。。

さてさて… 今回もディープな感じになりつつありますが
また次回のテーマの際にフォローして行きたいと思います♪

印刷って奥が深いですねぇ~ って言うか 
「文章で表すの!って難しい(>_<)」

挫折しないように頑張りますので! 応援宜しくお願いします 汗;;

関連記事